印刷ガイド
シールが違うサイズで印刷されるのはなぜ?
シールが小さすぎる、大きすぎる、端が切れるときの対処法。定規で測りながら、保存ファイル、用紙サイズ、倍率、フチなし設定を確認しましょう。
まず 50 mm の基準線を確認
Size Studio の PDF を普通紙に1ページ印刷し、50 mm の基準線を定規で測ります。線が短すぎたり長すぎたりする場合は、ページが拡大・縮小されています。シールに指定した幅を変える前に、その設定を直しましょう。
例えば、線が 47.5 mm なら本来のサイズの 95%、52.5 mm なら 105% で印刷されています。これは計算上の例であり、プリンターの試験結果ではありません。同じ保存済み PDF を使い、設定を1つずつ確認してください。
1. 正しいファイルを印刷しているか確認
指定した幅を正確に再現したい場合は、ダウンロードした Size Studio の PDF を開いてください。スクリーンショット、パックのプレビュー、別の保存済みシートでは、同じレイアウトを再現できません。図案、幅、ニックネームを変えた場合は、開いたファイルがそのバージョンか確認しましょう。
PNG が保持するのはピクセルであり、Size Studio で指定したミリメートル寸法ではありません。写真印刷アプリでは、独自のレイアウトで配置やサイズが変わる場合があります。この定規での確認には、サイズを指定した PDF を使ってください。
2. 文書・用紙・プリンターの設定をそろえる
A4 の PDF には A4 用紙、US Letter の PDF には US Letter 用紙を使い、印刷ダイアログでも同じサイズを選びます。A4 は 210 × 297 mm、US Letter は 215.9 × 279.4 mm です。似た大きさですが、正確な寸法が必要な場合は代用できません。
アプリの印刷画面だけでなく、プリンターのプロパティも確認しましょう。メニュー名はプリンターや OS によって異なります。わからない設定は、プリンターの説明書で確認してください。
3. 自動サイズ変更をオフにする
PDF の印刷設定で「Actual Size(実際のサイズ)」または 100% を選びます。「Fit(合わせる)」「Shrink oversized pages(大きいページを縮小)」などの自動倍率調整をオフにしてください。Adobe の説明では、Fit は印刷可能な範囲に合わせて PDF を拡大・縮小します。Actual Size は倍率を変えませんが、収まらない内容は切れる場合があります。
プリンタードライバー側にも別の倍率設定がないか確認してください。現在のアプリに用紙に合わせる・埋める選択肢しかない場合は、お使いのプリンターで実際のサイズを選べる PDF 印刷方法を試しましょう。その後、もう一度普通紙に印刷して測ります。
4. フチなし印刷と端の切れを確認
フチなしモードでは、画像が用紙の端より外まで拡大されることがあります。Epson の説明には、この動作に関する「Expansion(はみ出し量)」設定があります。プリンターの説明書に倍率を保てる確認済みの方法がない限り、サイズテストには通常のフチあり設定を使いましょう。
基準線は正しいのに端が欠ける場合、倍率ではなく、プリンターの印刷可能な範囲に対する配置が原因かもしれません。プレビューとプリンターの余白を確認してください。指定したシールサイズを保つ必要があるなら、ページ全体を縮小せず、Size Studio で図案を内側へ動かすか、左右の余白を増やしましょう。
5. 基準線は正しいのにシールが合わない場合
ニックネームも含め、保存した図案の寸法とシールを比べてください。中央の色の付いた部分だけを、切り抜き全体の幅と比べないようにしましょう。手で切るときに残す縁の分だけ、完成したシールが占めるスペースは大きくなります。
寸法は正しいのに細部がぼやけるなら、サイズではなく印刷品質の問題です。幅を小さくして、素材と印刷品質の設定を確認しましょう。PeelMood の図案はベクターではなくラスター画像です。大きく印刷すると、元のピクセルがより広い面積に引き伸ばされます。
まだサイズが合わないときに記録すること
指定した幅、実測した基準線の長さ、PDF の用紙サイズ、セットした用紙サイズ、プリンターの機種、印刷アプリをまとめて記録します。フチなし印刷や倍率調整が有効かどうかも書き留めましょう。設定を比べたり、プリンターメーカーに相談したりするときに役立ちます。
普通紙で寸法が正しく出てから、対応するシール素材に切り替えてください。サイズテストが正しくても、インクの乾き、粘着性能、耐水性まで確認できるわけではありません。